電鋳・金型の表面処理研究部会へのお誘い

    ご存じのように、機械部品の製造には種々の成形法があります。多くの場合、この成形法は、金型が使用されています。これらには、圧延ロールを含め、鍛造用金型プレス用金型、またダイキャスト用金型などの金属成形用金型、プラスチック成形用金型があります。
    このように多種多様な金型が部品の製造に使用されておりますが、いずれの場合でも、金型に要求されます特性の第一は、その精度、寿命であると思われます。 特に寿命を延ばすことは、部品の製造コストを低減させることが可能なことより、最も重要視される要求の一つでありましょう。 しかし、金型の使用条件は、年を追って厳しくなってきており、これに伴い、金型に対する要求特性もまた厳しいものになっております。
    このためには、表面の硬さ、離型性などの改善が必要であると考えられます。 また金型の摩耗や傷の修復、さらに欠陥の補修も重要な問題ではなかろうかと思います。 これらの問題は、本協会で取り扱う金属表面処理の分野であります。さらに金型表面の研磨、金属の電析法を利用しました電鋳による精密金型や機械部品の作製なども本協会で取り扱う分野であります。

    これらの技術的問題は、これまでも種々検討されておりますが、未だ充分ではなく、関係する多くの会員の方々より、協会内にこの問題についての専門部会を設け、研究講演会等を通じ、相互研鑽を行いたいとの強い要望が寄せられておりました。そこでこの分野の、より発展を図る目的で本部会を設置することと致しました。

   本部会の主な活動は、例会として講演・討論会、見学会など年3〜4回程度開催いたします他、文献紹介なども行う予定にしております。より多くの関係各位のこ参加をお待ちしております。
    本部会に参加を希望されます方は、下記要領により、会費を添えてお申し込み戴きたく存じます。 なお、特に会則といったものは有りませんが、下記の如き約束ごとを設けさせて戴いておりますことをご了解下さい。


事業内容
(1)例会(講演・検討会・見学会など)の開催
(2)研究資料、文献資料などの紹介

世話役
代表幹事 松本誠臣(武蔵工業大学)
庶務幹事 中澤洋二(同上)
会計幹事 中澤洋二(同上)

監事

黒田孝一(黒田表面技術研究所)

申し込み先
(一社)表面技術協会 電鋳・金型の表面処理研究部会
〒101‐0041 東京都千代田区神田須田町2-7-1
電話 : 03−3252−3286
FAX : 03−3252−3288

 会費
団体会員 (企業) 30,000円/年(前納)
個人会員 (大学及び公設研究機関所属者) 2,000円/年(前納)


 但し、例会に参加されます個人会員及び団体会員2名は無料でありますが、団体会員の企業で複数の方の参加につきましては、追加1名当たり3,000円を臨時会費として例会当日徴収させて戴きます。
 また、本専門部会の会員以外の方の例会への参加費は、1名につき15,000円を徴収させて戴きます。
 なお、例会の欠席されました会員の方々には、当日配布致しました資料を後日郵送させて戴きます。

申し込みに必要な記入事項
団体会員: 企業名・代表者名、連絡者名、所属部署、連絡先(住所、電話、FAX)
個人会員: 氏名、勤務先・所属部署、連絡先(自宅又は勤務先住所、電話、FAX)
表面技術協会・部会申込書のダウンロード
※ダウンロードにはアクロバット・リーダー(無料) が必要です。

申し込み方法
上記必要事項をご記入の上、会費を添えて現金書留か同封の郵便振込でお願い致します。


一般社団法人 表面技術協会 電鋳・金型の表面処理研究部会

〒101‐0041 東京都千代田区神田須田町2-7-1 電話: 03−3252−3286 FAX: 03−3252−3288